Okinawa Startup University
事業趣旨・目的
Okinawa Startup University
Okinawa Startup University は、プレシード・シード期のスタートアップを主に対象とした約6カ月間のアクセラレーション・プログラムです。
スタートアップアップの初期フェーズにおいて課題となるプロダクト開発、マーケティング・組織づくり・ファイナンスの講座や、1dayブートキャンプを実施し、将来的に国内外に大きく飛躍する素地を整えます。
数年以内に、1億円以上の売上規模もしくは、数千万〜1億円規模の資金調達を目指す起業家、県内企業の新規事業担当者、次世代経営者の方が対象になります。
ビジネスの現場でも実績のある超一流の講師陣による熱量の高い実践的なプログラムによって、昨年度の受講者からは、大きな事業成長、資金調達、全国規模のビジネスコンテストでの受賞など多くのポジティブな成果が生まれています。
沖縄から社会を変革を起こす事業を創造していきましょう!
※内閣府令和4年度沖縄型産業中核人材育成事業
習得するスキル
1.新たな産業の創出につながる「ビジネス構想力」や「商品開発力」
・事業のビジョン、ミッション、バリューを構築し一貫性のある社会発信、事業推進力
・代替されづらい独自性の強いビジネスをつくるためのアイデア力及びそれを支えるコンセプ
トなど非言語的な情報を追求し、ビジネスモデルやプロダクト開発に落とし込んでいける能力
2.稼ぐ力の基礎となる「組織構築力」と「事業開発力」
・最新の組織づくりや環境整備、業務最適化のツールを用いて、チームに対して高い生産性を担
保できる能力
・商品自体や消費者に対してのプロモーション段階に応じた分析スキルとプロモーションスキル
・大企業向けの営業戦略、グロースマーケティング戦略の構築力
3.スタートアップや事業会社としての「資金調達力」
・IPOに向けた資本政策、DDに耐える財務計画の策定能力
・銀行借入や融資など銀行との折衝力、ステークホルダーへのプレゼンテーションスキル
・クラウドファンディングの活用
お申込
対象者
以下のいずれかの要件を満たす経営者もしくは創業予定者
- 沖縄県内に在住しており、既にスタートアップ事業を営んでいる
- 沖縄県内に在住しており、1年以内のスタートアップ創業を計画している
- 沖縄県内の企業に所属し、新規事業を担当している、もしくは担当する予定
- 沖縄県内の企業に所属し、次世代経営層としての研鑽を積みたい
※沖縄県内での創業を予定している沖縄県外在住者については事務局までお問い合わせください
募集人数 :30名
費 用 :無 料
募集期間 :2022年7月8日(金)~7月31日(日)
※原則、全てのカリキュラムにご参加いただくことが条件です。
※応募者多数の場合は申込内容を精査し、内閣府と相談の上事務局にて選定する場合があります。
主催
琉球ミライ株式会社
お申込
研修内容
カリキュラム【座学・ブートキャンプ(実践的イベント)】
- 座学講座 :3時間/コマ×11コマ
- ブートキャンプ:4回
- ピッチイベント:2回予定
講座プログラム内容
※オンラインを予定しています
第1回:2022.08.11(木)17:00〜20:00
本当に機能するビジョン・ミッション・バリューを構築する
第2回:2022.08.22(月)17:00〜20:00
世界を変える製品コンセプトの作り方
対 象:ビジネスモデルやプロダクトの形が定まりきっていない状態の経営者の方
第3回:2022.08.30(火)18:00〜21:00
プロダクト開発戦略を構築する
対 象:プロダクト開発の方向性に迷いがある人
第4回:2022.09.03(土)15:00〜18:00
組織の壁を攻略する
対 象:創業期から、15人程度以内の組織を率いる状態までの経営者の方
第5回:2022.09.23(金)10:00〜13:00
初期グロースを実現するための顧客開発方法
対 象:ビジネスモデルやプロダクトの形が定まり、確かなプロダクト価値をすでに実現できていて、顧客拡大を実現したい状態にいる経営者の方
第6回:2022.10.13(木)17:00〜20:00
セールス戦略を構築する ①営業力・営業組織力強化 ②エンタープライズ営業を学ぶ
対 象:自らの/自組織の営業力を高めたい経営者の方、特に、エンタープライズ(大企業)向けの営業力を向上させたい経営者の方
第7回:2022.11.09(水)17:00〜20:00
年商1億円の壁を突破するグロース・マーケティング戦略
対 象:すでにある程度のビジネスサイズになりながらも、年商1億円を突破できない経営者の方
第8回:2022.11.29(火)18:00〜21:00
資本政策を構築する
対 象:スタートアップ企業としてエクイティファイナンス(新株発行による資金調達)を行いIPOを目指したい起業家の方
第9回:2022.12.08(木)17:00〜20:00
DDに耐えうる財務計画を立案する
対 象:投資家・銀行等の金融機関からのDD(デューデリジェンス)に耐えられる財務計画を立案する必要がある経営者の方
第10回:2022.12.23(金)17:00〜20:00
銀行との付き合い方を学ぶ
対 象:銀行借入や融資を検討したい経営者の方および、エクイティファイナンス以外の調達手段を組み合わせたい起業家の方
講 師:田中 悠樹氏(株式会社新生銀行 ベンチャービジネス部 統轄次長)
第11回:2023.01.17(火)17:00〜20:00
世の中にアタラシイを生み出す、新商品・サービスのデビュー戦略〜実践編~
対 象:自社の商品・サービスに共感してもらい、資金や顧客を獲得したい経営者・起業家の方
ブートキャンプ プログラム内容
※研修場所はStartup Lab Lagoon(沖縄市)を予定
第1回:2022.09.25(日)9:00〜21:00
プロダクト&マーケティング戦略を立案する
アウトプット:プロダクト開発・マーケティングプラン
第2回:2022.10.30(日)9:00〜21:00
その場で売上を作るセールス&アライアンスブートキャンプ
内 容:セールスプランを組み立て、その場でアポイント取得のための動き出しまでを行う実践型ブートキャンプ
アウトプット:セールスプランの実行・アポイントの取得
第3回:2022.12.17(土)9:00〜21:00
DDに耐えうる財務計画を立案する
第4回:2023.01.29(日)9:00〜21:00
投資家・ステイクホルダーを魅了するプレゼンテーションを行う
昨年度の受講生の声
- 様々な課題から無限に事業を生み出されていくことも知ったし、自分とは全く違く視点で社会課題に向き合っている方がいて、自分の事業以外の部分にも興味が出た。
- 似た課題に関するサービスを作ろうとしている方との交流を通じて、その解決策があるのかと自分の視野の狭さと、顧客理解の浅さを痛感した。いかにターゲットの一部しか見えていないか気づく良い機会だった。
- 県内の様々な方の事業への取り組みや思い、夢などの部分が聞けてとてもいい刺激になった。
- 他の受講生と講座外でそれぞれのサービスがコラボできないか実際に話あうこともできた。今後もそれぞれが詳しい領域に関していい意味で気軽に情報交換できると思うと心強い。
- 横のつながりができたことでお互いの事業へのアドバイスをしたり、細かい悩みを相談することができた。沖縄で頑張っている仲間がいると知れたことでかなり刺激になったしモチベーションにも繋がった。
講師紹介
麻生 要一|Yoichi Aso
起業家・投資家・経営者
筑波大学付属駒場中高、東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルートへ入社。社内起業家として株式会社ニジボックスを立ち上げ、創業社長として150人規模まで企業規模を拡大。
リクルートホールディングスの新規事業開発室長として1500の社内起業家チームの創業と、起業家支援オフィスTECH LAB PAAKの所長として300社のスタートアップ企業の創業期を支援。
2018年に起業家に転身。2019年にユーザベースへのM&Aを実現し、その後も成長を続ける株式会社アルファドライブと、ゲノム・遺伝子解析の株式会社ゲノムクリニック等を含む複数の企業を同時に創業。ニューズピックス執行役員、アミューズ社外取締役の他、プロ経営者として複数の上場企業の役員も務める。
投資家としてはベンチャーキャピタルであるUB Venturesのベンチャーパートナーとして、また同時に個人投資家としても活動。創業期の起業家を中心とした投資実績。
創業期特化型の起業ブートキャンプ「ゼロからの起業」では、これから創業する段階のまさにゼロからの創業を支援。著書に「新規事業の実践論」。
常盤木 龍治|Ryuji Tokiwagi
DX軍師|パラレルキャリアエバンジェリスト|プロダクトデザイナー
1976年5月、東京生まれ。プロダクト|ソフトウェアビジネス一筋20年、No.1シェア請負人。沖縄のIT番長。エバンジェリスト|DX軍師|プロダクトデザイナー|パラレルキャリア
2001年テンダで技術者としてのキャリアをスタート。「ノウハウ継承」「動かないコンピュータをなくす」をテーマに、革新的ノウハウ継承ツール「Dojo」を導入社数1,600社以上、国内No.1シェアを誇るまでに育てる。
ビジネスエンジニアリングではSCM/ERP「MCFrame」日本初のクラウド・SaaS型原価管理+BIサービス「MCFrame online原価管理」の営業・企画・マーケ・エバンジェリストを担当。
アステリアでは7年連続国内シェアNo.1(46.9%)、導入社数4,000社を誇るデータ連携ミドルウェア(EAI)、ASTERIAのプロダクトマネージャー・エバンジェリストを務める。
その後、世界のGDPの75%のトランザクションデータを司るグローバルTech企業SAPにて、首席エバンジェリストを務める。
現在、DX軍事|パラレルキャリアエバンジェリスト|プロダクトデザイナーとして“差別化要素をもち市場提供価値/社会的意義が明確にある仕事のみ”を軸とし活動中。
ISCO|MIJS|CUPA|ASPIC等で要職を歴任。
16,000名を越えるカレー愛好者コミュニティ カレー部キャプテン。IT系スコッチモルトウイスキー部部長。
高橋 浩一|Koichi Takahashi
TORiX株式会社 代表取締役
東京大学経済学部卒業。外資系戦略コンサルティング会社を経て25歳で起業、企業研修のアルー株式会社に創業参画(取締役副社長)。事業と組織を統括する立場として、創業から6年で70名までの成長を牽引。同社の上場に向けた事業基盤と組織体制を作る。2011年にTORiX株式会社を設立し、代表取締役に就任。これまで3万人以上の営業強化支援に携わる。
コンペ8年間無敗の経験を基に、2019年『無敗営業「3つの質問」と「4つの力」』、2020年に続編となる『無敗営業 チーム戦略』(ともに日経BP)を出版 、シリーズ累計7万部突破。
2021年『なぜか声がかかる人の習慣』(日本経済新聞出版)、『気持ちよく人を動かす ~共感とロジックで合意を生み出すコミュニケーションの技術~』(クロスメディア・パブリッシング)、2022年『質問しだいで仕事がうまくいくって本当ですか? 無敗営業マンの「瞬間」問題解決法』(KADOKAWA)を出版。
年間200回以上の講演や研修に登壇する傍ら、「無敗営業オンラインサロン」を主宰し、運営している。
伊藤 竜一|Ryuichi Ito
株式会社ユーザベースSPEEDA 執行役員 技術領域事業担当
2007年名古屋大学大学院工学研究科を修了後リクルートに入社。大手製造業複数社の人材課題に向き合い、新商品構築も主導しながら、個社深耕営業のいろはを体得。通期達成率TOP賞やQMVPを数多く受賞。2016年ユーザベースに参画。顧客の経営課題に向き合い、探索領域として知財・R&D市場を切り開き、SPEEDA R&Dという新事業を確立。常に営業の最前線で新たな戦略創出を主導し、『右を向いた魚理論』と『タイル戦略』という個社深耕の勝ち方を構築・展開。
山代 真啓|Masahiro Yamashiro
株式会社GrowthCamp 共同代表
2007年、P&G Japanに入社。 マーケティング本部にて「パンパース」や「パンテーン」のブランドマネージャーを務める。 2017年、株式会社メルカリに入社。マス広告からデジタルまで、IPOまでのマーケティング全般を統括。2018年からは株式会社メルペイのグロース責任者として事業の立ち上げに従事。 2020年、株式会社GrowthCampを創業。スタートアップ企業のプロダクト改善や大規模なマーケティング施策などのグロース支援を行っている。
坊垣 佳奈|Kana Bougaki
株式会社マクアケ 共同創業者/取締役
同志社大学卒業後、(株)サイバーエージェントに入社。子会社3社の創業や経営参画を経て、2013年(株)マクアケの立ち上げに共同創業者・取締役として参画。主にキュレーター部門、広報/マーケティング、社外提携関連の責任者としてアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の事業拡大に従事しながら、全国各地での講演や金融機関・自治体との連携などを通した地方創生にも尽力。ENECHANGE(株)の社外取締役にも就任。著書に『Makuake式「売れる」の新法則』(日本経済新聞出版、2021)。
佐々木 喜徳|Yoshinori Sasaki
株式会社ガイアックス 執行役・スタートアップスタジオ事業責任者
組み込みOS開発やテクニカルサポート業務の経験を活かし、フリーランスエンジニアとして独立。その後、フィールドエンジニアリング会社の役員経て2007年からガイアックスに参画。スタートアップスタジオ責任者として起業家の育成と支援、投資判断を担当。スタートアップスタジオ協会を設立し、代表理事としてスタートアップ挑戦者の裾野を広げる社会活動に取り組んでいる。
山岸 朝典|Tomonori Yamagishi
池森ベンチャーサポート合同会社(ivs)事業統括責任者/公認会計士
監査法人、政府系金融機関、事業会社の経営企画などを経て、Fancl創業者である池森賢二氏が2018年11月に立ち上げたivsに創業時から参画。“社会起業家に光をあてたい”という同氏の思いを実装すべくハンズオンで起業家支援に取り組んでいる。
田中 悠樹|Tanaka Hiroki
株式会社新生銀行 ベンチャービジネス部 統括次長
神戸大学理学部卒業後、株式会社みずほ銀行に入行。
個人事業主から上場企業まで、不良債権回収から提案営業まで、
幅広い顧客・業務を担当。その後、
山田ビジネスコンサルティング株式会社にて企業再生コンサルティ
ングに従事。
それまでとは逆の立場で数々の金融機関との折衝を担う。2013
年11月に株式会社新生銀行へ入行。以降、
一貫してスタートアップの投融資業務に従事、2017年からベン
チャーデットに取り組む。主な投融資先は、ユーザベース、Pho
tosynth、イーディーピー、サイフューズなど。